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第2章 昇進の流れ:いくつもの『関門』を突破せよ

昇進プロセスの全6段階(推薦・予選・本選・調整・承認・通知)と、そこで起きるドラマについて

前回はベースとなる「グレードシステム」について解説しました。今回は、そのルールの中で行われる「試合」、すなわち「昇進プロセス」の全体的な流れについて解説します。 多くの人は「昇格面談(プレゼン)」だけが勝負だと思い込んでいますが、実はそれはプロセスの一端に過ぎません。プロセスの全体像を俯瞰できていないと、「面談の手応えは完璧だったのに、なぜか落ちた」という不可解な事態に直面することになります。

一般的なテック企業の昇格プロセスは、概ね以下の6つのフェーズで進行します。

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プロセスの全体像

  1. 推薦(エントリー):直属の上司が、あなたを昇格候補者として推薦するかどうかを決定する。
  2. 予選(スクリーニング):部門内・本部内で候補者のリストアップと絞り込みが行われる。ここで落選すると面談のテーブルにすらつけない。
  3. 本選(面談・レビュー):評価者(レビュアー)に対してこれまでの実績と能力を証明する。ここが最大の山場である。
  4. 調整(カリブレーション):部門間や全社レベルで評価の目線合わせ(バランス調整)を行い、最終的な合否ボーダーを決定する。
  5. 承認(決裁):経営層や人事トップが最終リストを承認する。
  6. 通知(フィードバック):結果と評価のフィードバックが候補者本人に伝達される。

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